「想定してなかった!」を防ぐ、リフォーム追加費用防止法

リフォームの実情

リフォームの費用ってどれくらいの費用がかかるかわからないし、

基本工事以外に、追加工事になることもあり、予算オーバーになってしまったなんてことも聞いたことがあるかもしれません。

はじめのリフォーム業者との話し合いできちんと説明をうけて、見積もりをしてもらい、納得いく契約をしましょう。

どれが契約内の工事で、どのようなことがあったら追加工事が必要になるのか、きちんと打ち合わせの時にチェックしておきましょう。

ここで紹介するのは、想定してなかった追加のリフォーム費用が発生しないように、打ち合わせの際に聞いておきたいポイントをまとめます。

同じ表現でも解釈が異なる場合も!

例えば塗装工事の見積もりを3つの業者に依頼したとします。

いずれの業者も見積もり書の工事名には「塗装工事」と書いてありますが、それぞれの業者によって解釈が異なる場合があります。

例えばA社は「外壁及び屋根の塗装(雨樋の塗装を含む)」を「塗装工事」と表現し、

B社は「外壁のみの塗装」を「塗装工事」と表現し、

C社は「外壁及び屋根の塗装(雨樋は含まない)」を「塗装工事」と表現する場合があります。

ここでこのような違いが出るのは、業者によって提供するサービスの範囲が異なっているためです。

しかし、そうだとしても、きちんと打ち合わせをして、入念に確認をしておけば防げるものです。

業者さんとの打ち合わせの際は漠然と伝えるのではなくて、どうしてほしいのかきちんと伝えるようにしましょう。

別途工事として扱われやすい作業

 

  • 塗装工事の際の、屋根や雨樋などの塗装作業
  • 浴室工事の際の、給水・給湯管交換、排水管交換作業
  • キッチン工事の際の、給水・給湯管交換、排水管交換、ガス工事作業

リフォーム業者としっかり相談

リフォーム業者はプロとはいえ、実際に工事しないと見えてこない部分も多数あります。

例えば、住宅内部の老朽化の程度は完全に見抜くことは不可能です。

そこで、見積もり金額に含む工事と含まない工事をしっかり聞き出すことが大事です。

良心的なリフォーム業者さんは、この想定外の追加費用が発生しないように事前にきちんと説明したり、

また想定される追加費用を予め見積もり書に加えて説明してくれたりします。

リフォームの見積もりの額が安い業者で、このような想定が計算されていない業者さんに頼んでしまって、

リフォーム作業途中に、いきなり追加料金になると言われるよりも、

追加工事や費用についての説明をきちんとしてくれる良心的な業者さんを選ぶことも大事です。

その上で、リフォーム業者へ要望をきちんと説明し、見積書についてわからないことがあれば

しっかりと尋ねて、お互いの認識を一致させる努力をしましょう。